美濃南部 番場山 2009年1月3日


 番場山は大蔵山の北側にあり(尾根続きではない)、地形図には登山道は書かれていないのでこれまた適当に登るしかない。ここも南東麓に神社があり、まずはそこから道の有無を調べるのが常套手段だろう。

神社東から登り始める

踏跡発見、それを辿る

 県道から左折して細い路地に入って目的の神社を無事発見し、西側に広い駐車スペースがあったので車を置いて歩きだす。神社で安全登山のお参りをして付近を偵察して踏跡がないか確認したが、それらしき筋を見出すことがでなかった。他に参拝者がいるのでこのまま裏山に取り付くのも恥ずかしく、一度神社の敷地を出て東の斜面から登り始める。植林に低い照葉樹があるが藪は無く歩きやすく、適当に高度を上げていく。すると左からトラバースするように踏跡と交差、まともそうなので踏跡を伝わって右斜め上に登っていく。

尾根上には明瞭な道があった

番場山山頂

 南東尾根に乗るとここもまともな踏跡があり、左に折れて山頂を目指す。つい最近整備したようで青々とした枝が切り落とされていたりした。もしかしたら山頂に神社の奥社があって正月の初詣のために刈り払いした可能性もある。松が混じった樹林帯の尾根を登り、道なりに進んで自然にルートが右に曲がると番場山山頂に到着。一帯は樹林が茂って広場があるわけでもなく、三角点も無くなだらかな地形なので山頂という雰囲気は皆無だ。祠も見当たらない。この先も踏跡が続いているがGPSはここが山頂だと告げているので間違いないだろう。

踏跡を下っていくと最後は神社に出た

神社裏西側が登山口。でも道は薄い

 帰りはほぼ同じルートを辿り、南東尾根を外れて下る踏跡に乗ってからは踏跡にしたがって下っていったが、最後は神社裏の西端に出た。この辺りは藪は無いが踏跡は薄く、私のような部外者が来ても山頂に至る入口があるとは判定不能だった。まあ、藪は無いので適当に登ればいいのだけど。


所要時間  神社−0:14−番場山−0:08−神社


2000m未満山行記録リストに戻る

 

ホームページトップに戻る