美濃南部 愛宕山(米田富士) 2009年01月01日


 愛宕山は全国各地にあるが、この愛宕山は地元の呼称として「米田富士」との立派な名前を持つ。山頂南側の尾根上に神社マークがあり、破線がてっぺんまで続いているのでそこから登るのがセオリーだが、今日は元日で参拝者が多く駐車スペースの問題が考えられるし、尾根南端から登るより西側から最短ルートで登るほうが労力が少なかろうと西側から攻めることにした。

西側登山口への上り坂

西側登山口

 飛騨川を渡って山頂西側を通る県道の交差点に出ると、右斜めに登る細い車道入口に「米田富士登山口」と書かれた標識を発見、ラッキー! 多少はショートカットできそうだ。やたら急な車道を登るとすぐに終点で車は1,2台しか置けない狭い駐車場があったが車はなかった。まあ、普通は神社参道入口から登るだろう。

神社へと横移動

山腹の立派な神社。元旦だが無人だった

 登山道を歩き始めると上には登らず等高線に沿って右に巻いていく。どうやらこのまま神社がある尾根に乗り移ってから登るようだ。霜で真っ白の畑や住宅地を見下ろしながら進み、東に向かって石段を登ると立派な神社が登場、既に初詣や初日の出の時刻は過ぎたからか無人であった。こちらも初詣と安全登山を祈願して手を合わせた。

1級の道を山頂向けて登る

山頂の神社

 ここからは山頂まで立派な道が続いていた。山頂からの展望があるかどうか知らないが、初日の出を見に登った人もいるだろうか。朝一に登った鬼飛山ではダウンジャケットを着たままだったが、こちらは体が温まってTシャツに腕カバーのいでたちで登っていく。さすが藪無しは歩きやすくていい。

手製の山頂標識

愛宕山から西側を見る

 山頂に到着するとここにも神社があり、眼下の展望が開けた。東側はあまり展望は良くないが今の時期は真東ではなく南寄りから日が昇ってくるはずだから、もしかしたらここから初日の出が見えたかもしれない。無人の山頂でしばし展望を楽しんで下山したが、結局出発から車に戻るまで誰とも出会わなかった。


所要時間  西側登山口−0:07−神社−0:12−愛宕山−0:08−神社−0:05−西側登山口

 

 

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