宇都宮周辺 丸山 2007年3月3日

 


 丸山は青少年スポーツセンターの裏山で、山とは言っても標高差は低くて地形図を見ても目立たない山である。こんな山は近くの山に登った後のおまけの山として最適であろう。この地域でこの標高ならば植林または落葉広葉樹林で藪はまず考えられないし、標高差もほとんど無いので道があろうと無かろうと関係なく登れるからコースは特に考えず、安直にスポーツセンターから取り付くことにした。

スポーツセンター駐車場 裏手から登り始める

 

 スポーツセンター駐車場に車を入れると丸山は本当に裏山の様相である。予想通りコナラやクヌギの落葉樹林で下草は無くどこからでも登れそうなので、そのまま山に取り付くことにした。軽トラなら走れそうな林道から山肌に取り付いて直線的に登っていく。どういうわけか落ち葉が帯状に集合した場所と地面が露出した場所が縦縞のようになっているが、風でこんなふうに吹き溜まるのだろうか? まさかこんな広いエリアを人間が掃除するはずも無いないだろうし。

 私は斜面を直線的に登ったが、所々で正式な道を横切ったので、まともな道はぐるっと鉢巻状についているか、ジグザグに付けられているらしい。その入口はどこにあるのか知らないが、たぶん私が取り付いたところよりも西側にあるのではないだろうか。ま、これだけ藪が無い歩きやすい落葉樹林帯ならわざわざ登山口を探す必要も無いが。

落葉樹林で藪は皆無 丸山山頂

 

 もうすぐ山頂というところで登山道が現れたので、そのまま道を進むと広い山頂に到着した。山頂一帯は公園として整備されており、木を伐採してベンチも設置されていた。ただし、築山のような低山にわざわざ登りに来る人はいないようで草ぼうぼうで荒れていたが。ここにも栃木の山紀行の山頂標識は健在で、栃木県内のほとんどの山に存在するのではなかろうか。

 

 

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