房総半島 二ッ山 2007年2月11日
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二ッ山は千葉県最高峰の愛宕山のすぐ西隣の山である。10年くらい前は地形図に記載されていなかったのだろうか、白山書房の日本山名総覧電子版には記載が無く、私も長らく見落としていた。気づいたのは今回の山行で登る山の順番や車でどの道を通るかを考えようと地形図を見ていたときで、蛍光ペンで名前をなぞっていない山名を発見し、それが二ッ山だった。幸いにして愛宕山から続く林道が山頂直下を通っているので登るのは労力がかからない。標高的にも適度で竹薮の心配は少なく、かなり登りやすいとみた。
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| 立派な林道 | 赤テープがぶら下がる踏跡入口 |
峠にはゴルフ場の案内ゲートがあり右折、林道の看板も出ているが舗装されて普通の道と変わらない。ゴルフ場への分岐が右へ上がるところで道は左に曲がり、なだらかな稜線上を東へと進む。林道なので道幅が狭く対向車が一番怖いのでゆっくり走ったが通過する車は無かった。GPSの表示を見ながら進み、道が左カーブしながら左のピークを巻く場所で二ッ山まであと少しとなったので、カーブ手前の広い場所に車を置いて歩くことにした。
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| 目印の赤テープ。千葉県内の別の山でも見たタイプ | 照葉樹林を登る |
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| 二ッ山山頂 |
南側の適当な場所から取り付くことにしたが、意外にも赤テープがついた薄い踏跡があって同じような考えを持つマニアックな人間がいるらしい。この赤テープ、千葉県内のどこかで見たのだがどこだったのかデジカメ写真を調べないと思い出せない。予想通り照葉樹の茂る樹林帯で藪は無く、歩きやすいところを選んで登って行けばいい。目印は多く自分でつける必要は全く無いし、南半分は林道が巻いているので南に適当に下れば林道に出るので、その意味でも目印は無くてもいいかもしれない。平らになって山頂近しの雰囲気が漂い、さらに先に進むと石碑があった。山頂には何も無いと思っていたが・・・・。樹林が深くてGPSが受信できないが、ここが山頂で間違いないだろう。樹林に覆われて周囲の視界は全く無かった。