御坂山塊 蜂城山 2006年1月3日
大栃山の次は蜂城山に向かう。ここは中央道のすぐ脇の低山なので積雪で車がスリップする心配はないだろう。真面目にロードマップを見なかったので2回ほどルートを外したが、県道を走っていたら意外にも「蜂城山登山道」の案内看板を発見し、Uターンして車を突っ込み、以後も看板を頼って果樹園の作業道を進む。やがて案内は右に急角度で登る作業道を示し、車で入るのは無理そうなので広い道の路側に車を置いた。ちょうどここは新しい道を造っているようで短い区間だがかなり広い道になっているので駐車しても迷惑にならない。一般的には盆地周辺の果樹園内の道は細く、私のような軽自動車ならいいがデリカ等のデカイ車は曲がったりUターンで苦労することが多いだろう。
登山口近くの路側に駐車 | 狸の死骸。寝てるだけかと思った |
車を止めたすぐ近くの路側に何か動物らしき物体が倒れていると思って見てみたら狸だった。冬なので腐敗することもなく、穏やかな顔でまるで寝ているようで、今にも動き出すのではないかと思えるくらいだった。外傷らしきものは見えなかったが死因は何だろうか? 先日はイノシシの死骸を見たばかりだが今度は狸とは。
蜂城峰登山口 案内板がある | すぐ車道が終わって山道になる |
参道兼登山道 | 鳥居がある |
登山口には石柱が立っており蜂城神社の参道が登山道だった。登山道の存在は考えていなかったのでこれまた楽ができる。確かにいい道で今でもジモティーはちゃんと参拝しているようだ。所々に灯籠が立っており融けたろうそくがあったので新年に参拝登山を行ったのだろう。大栃山のは獣道程度だったがこっちは立派な道であった。尾根をジグザグに足に優しい角度で登っていく。
山頂の神社 | 達筆標識が |
山頂からの展望 |
ほどなく山頂に到着すると、かなり立派な神社が建っていた。下界にある神社と規模が変わらない。そして神社前の杉の幹には達筆標識が。97年3月30日だったから、今から約9年前に設置されたはずだ。この時期に来たら私は杉花粉で悲惨な目に遭っているに違いない。ここも盆地方向が伐採されて視界が開け、塩山の市街地を一望できた。次はあの塩の山にしようか。小さな山なのでここでも疲労を感じなかったが休憩兼無線を行った。